Dockerで作るWordPress開発環境

Docker

はじめに

WordPressのローカル開発環境を作る時は、Localを使って構築することが多いと思います。

Local

とても使いやすいですが、もっと色々カスタマイズしたい!という方はdockerを使って構築するのもアリです。

今回はテンプレとなる開発環境を作成しましたので、まとめました。

(M1Macで動作確認済み)

作成

ディレクトリ構成はこのようになります👇

.
├── docker-compose.yml
└── wordpress

2 directories, 1 file

wordpressディレクトリは自動で作られ、ここにwordpressのソース一式が入ります。

早速作成に入ります。docker-compose.ymlを作成します。

version: "3.8"

services:
  wordpress:
    depends_on:
      - db
    image: wordpress:latest
    ports:
      - 80:80
    environment:
      WORDPRESS_DB_HOST: db
      WORDPRESS_DB_USER: user
      WORDPRESS_DB_PASSWORD: password
      WORDPRESS_DB_NAME: wp
    volumes:
      - ./wordpress:/var/www/html

  db:
    image: mysql:8.0
    environment:
      MYSQL_DATABASE: wp
      MYSQL_USER: user
      MYSQL_PASSWORD: password
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: password
    volumes:
      - db:/var/lib/mysql

  phpmyadmin:
    image: phpmyadmin
    environment:
      - PMA_HOST:db
      - PMA_USER:root
      - PMA_PASSWORD:password
    links:
      - db
    ports:
      - 8080:80

volumes:
  wordpress:
  db:

docker-compose.ymlと同じディレクトリで、

docker compose up -d

を実行します。

Docker Desktopにて、コンテナが全部起動していることを確認済み👇

「http://localhost」にアクセスします。

言語を選択し、次へ。

必要情報を埋めます。これらはメモしておきましょう。

  • サイトのタイトル
  • ユーザー名
  • パスワード
  • メールアドレス

パスワードはローカル環境なので簡単なものにしています。

そのため、「脆弱なパスワードの使用を確認」にチェックを入れてあります。

インストールされると、成功の画面が表示されます。

ログインのリンクから、先ほど決めた情報でログインします。

管理画面に入れればOKです。

phpMyAdminに入る

「http://localhost:8080」にアクセス。

  • ユーザー名:root
  • パスワード:password

でログイン。

wpのデータベースに、wordpressで使用するテーブルが用意されています。

まとめ

wordpressのdocker開発環境を作成できました。

これをさらにカスタマイズして、立ち上げ時に最新の本番環境と環境を同期、なんてこともできそうですね!

Localも便利ですが、dockerで作るのもまた面白いなと思いました!